簡単料理の作り置きでラクラク二人暮らし|ゆる家事レシピ その①
家事の中でも負担感の大きい日々の料理を少しでもラクにおいしく。ゆる家事料理のレシピ第一弾です。
作り置きがゆる家事にフィットする理由
家事の中でも日々の料理は正直かなりの負担感があります。ゆるくこなしていくコツは「作り置き」をうまく取り入れること。温めるだけ、混ぜるだけで食べられるところまで、数日分の具材を下ごしらえしておくと、食事を準備するハードルが格段に下がり、家事の負担が減ってパートナーにも喜ばれます。
ゆる家事料理のレシピ|バスク風挽き肉のトマト煮込み
バスク風挽き肉のトマト煮込みは、フランス南西部からスペイン北東部にまたがるバスク地方を起源とする鶏肉の煮込み料理です。本来は骨付きの鶏肉を使いますが、より簡単に調理できるように牛と豚の合い挽き肉にアレンジしています。
また、ごはんにかけるだけでおいしく食べられるのもミソ。盛り付けに必要なお皿が最小限で済み、後片付けの手間も減るので、何から何までラクちんです。
材料と分量|挽き肉メイン、緑黄色野菜の風味がアクセントに
夫婦2人で夕食3回分程度の分量になります。香辛料は、チリペッパーと粗挽きコショウは必須、あとは好みで香辛料を適宜追加します。

- 牛と豚の合い挽き肉 900g
- タマネギ 3個
- ピーマン 6~8個
- シシトウ 1パック
- 塩 少々
- チリペッパー
- 粗挽きコショウ
- クローブ
- オリーブオイル
作り方|ザクザク切ってとにかく炒めるだけ
① タマネギは大きめにみじん切り、ピーマンは種をとって大きめの短冊状に、シシトウはヘタをとってぶつ切りに。


② タマネギをオリーブオイルで炒める。
③ タマネギがシナッとしてきたら挽き肉を入れる。
④ 挽き肉に火が通ってきたら塩と香辛料を適量入れる。チリペッパーは心持ち多めに。後で煮込む際に味を整えるので、ここではわずかに塩味がつく程度でよい。
⑤ さらにピーマンとシシトウを入れて炒める。


⑥ ピーマンとシシトウに少しシャキシャキ感が残るくらいで火を止める。ここまでの調理時間、1時間半から2時間程度。この状態でガラス保存瓶に瓶詰めして冷蔵庫で保存します。
⑦ 冷蔵庫で保存していた具材を、食べたいときにカットトマトとともに鍋に入れ、塩で味を調えて少し煮込めばできあがり。短時間で手間なくおいしくいただけます。

保存方法|食材の保存にとても便利なガラス保存瓶
作り置き食材の保存に重宝しているガラス保存瓶です。耐熱仕様なので炒め終わった具材をそのまま入れられます。冷蔵庫で保存すれば1週間くらいは持つので、好きなときに鍋に戻してカットトマトと煮込みます。ガラス製なので変なにおいがつかず清潔感があって劣化する心配もなし。少し重たいのですが、その分本物感があって手抜き料理をしている後ろめたさも薄らぎます。

食べ方いろいろ ごはんにかけてもよし、ビールのお供にもよし
カレーのようにごはんにかけて食べると、とてもおいしくいただけます。チリペッパーの辛さとトマトソースのコクがごはんによく絡んで食が進みます。

また、ジャガイモのオリーブオイル炒め塩コショウ仕立て、あるいは、粉ふきイモ塩コショウ仕立て、と合わせると、おかずとしてもいただけるほか、ビールのおつまみとしてもよく合います。こちらも本当においしい。

忙しい日でもそうでない日でも、「これがあれば助かる」という一品。僕らのゆる家事料理の定番になっています。
まとめ|手抜きでもいいので分かち合うことが大切
自分でやってみるとわかりますが、料理を始め、掃除、洗濯などの家事は思いのほか重労働な上に段取りや準備などで頭も使います。少しでも家事のハードルを下げることで、無理なくパートナーと分かち合って暮らせるようになります。そのためなら手抜きでも何でも大歓迎。おかずの作り置きもそのひとつです。引き続きゆる家事料理レシピをご紹介していきたいと思います。