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男にも日傘の時代がやってきた|メンズ日傘デビューしました

オーすけ

記録的な夏の暑さが続いていますが、強烈な日差しを遮るアイテムとして徐々に市民権を得てきた感のあるメンズ日傘を購入しました。実際に使用して感じたことをレビューします。

  • ブランド KONCIWA
  • 製品名 5秒でたためる傘 ホワイト
  • 購入価格 3,899円(2025.06.24購入)

男の日傘はカッコ悪いのか? 実際に使ってみた

シンプルなデザインで男でも違和感なし

日傘と言えば刺繍やフリルがついた乙女チックなデザインを思い浮かべる人も多いかも。僕もその一人でしたが、最近はシンプルなデザインで性別にニュートラルな日傘も増えてきました。実際、男が手にしても全く違和感はありません。おすすめは表側が白、裏側が黒の組み合わせ。白い日傘は見た目涼しげで、裏側の黒は眩しさを和らげてくれます。また、色の主張が少ないのでカジュアル、オフィシャルどんなシーンにもなじみやすい色合いです。数千円と手ごろな価格のものが多いので、とりあえずお試しに購入してみるのもよいかもしれません。

熱中症対策に女も男もない

真夏の日中はうだるような暑さで、この時期ニュースでは連日のように熱中症への注意が呼びかけられています。意識障害を引き起こし、重症化すると命に関わることもあり侮れません。日傘で物理的に日光を遮るのは効果的な熱中症対策のひとつです。病気を防ぐのに女も男もありません。

シニアの僕だから実感 紫外線による皮膚のダメージを抑えたい

僕は、若い頃は肌がきれいと言われることが多かったのですが、年齢を重ねるとともに皮膚のあちこちにシミやイボの類が出てきて、男でもなかなか気になるものです。これらは、紫外線によるダメージの蓄積が原因のひとつと言われていますが、日傘でできるだけ紫外線にあたらないようにすることで、当座の日焼け防止だけでなく将来的なシミやイボの発生を抑える効果が期待できます。

男の日傘を選ぶ ここがポイント

ポイントをまとめてみました。今回購入したもののほか、他社製のメンズ日傘も使っていますが、機能的にはほとんど変わりがない印象。とりあえず大きさと色合いで選んでも間違いはないような気がします。

まずは機能性 紫外線カット率や遮光率を確認

紫外線(UV)カット率は、日焼け防止、シミ予防など紫外線によるダメージを防ぐ目安になります。ほとんどの製品はカット率100%かそれに近い数字になっています。遮光率は、傘の中に日陰を作って眩しさを感じにくくする目安になります。こちらも100%かそれに近い数字のものがほとんどですので、機能的にはどの製品を選んでも大差なく日差しを防げると思います。また、明るい色は太陽光を反射しやすいので熱がこもりにくく、暗い色は熱を吸収しやすい傾向があります。

傘の直径は少し小さめが扱いやすいかも

今回購入した製品は折りたたみ式。重量約220g、傘の直径90cm、高さ50cm、折りたたんだ時の長さ25.5cmでした。小振りのビジネスバッグにギリ入る大きさです。雨傘と違って雨の吹き込みを考えなくていいので、直径90cmくらいの小振りの傘のほうが扱いやすいと思います。220gはやや重さを感じ、折りたたんだときの25.5cmももう少し短ければカバンに入れやすいですが、軽くて小さいほど造りが華奢な傾向があり、携帯性をどこまで求めるのかが選択のポイントのひとつになります。

折りたたみ傘か長傘か

日傘にも折りたたみと長傘があります。長傘はしっかり感がありますが、たたんだ長傘を屋内で持ち歩くのはややわずらわしさを感じるかもしれません。折りたたみ傘はワンタッチ開閉機能付きのものが主流で、持ち手にあるボタンを押すだけで柄が伸びて傘がパッと展開し、閉じるときもボタンひとつで傘が閉じてくれます。

晴雨兼用もあります

ほとんどの製品は雨傘としても使えるようです。製品によっては裏地に雨が染みてきたというレビューをたまに見かけることがあります。

メンズ日傘 使ってみた

記録的な猛暑となった2025年の夏、主に通勤で使ってみた感想です。

メリットが多く使わない理由が見当たらない

  • 使ってみると、日傘だとこんなに眩しくないのかと新鮮な驚きでした。真夏の屋外を歩くのがかなりラクに感じられます。
  • 直射日光にさらされた状態はもちろん、帽子をかぶった状態と比べても、汗のかきかたが少ないように思います。
  • 紫外線で皮膚がダメージを受けているのではないかという不安感が減り、日焼けの程度も軽くなります。

ワンタッチ開閉、形状記憶加工はかなりの優れもの

  • おすすめは折りたたみ式。ワンタッチ開閉機構は優れもので、ボタンを押すだけで開いたり閉じたりするのはとても便利です。折りたためば屋内の持ち運びも苦になりません。
  • ただ、折りたたみ傘はたたむのが割と面倒。僕が購入した「5秒でたためる日傘」は、たたむのが容易になるように傘の生地に熱加工で折り目をつける形状記憶加工がしてありました。しっかり折り目がついているのでラクにきれいにたためます。
  • 晴雨兼用はあまりこだわらなくてもよいかも。僕は兼用のものを購入しましたが、濡れると紫外線をカットするコーティングが劣化しないか気になって雨の日には使っていません。万一、予想外の夕立に降られたときの保険くらいの気持ちです。

パートナーと日傘でお出かけも良き

  • 通勤、通学中に使っている男性もかなり見かけるようになり、実際にさしていて男の日傘がカッコ悪いという意識はまったく感じません。
  • パートナーと色違いの日傘で、あるいはお揃いの色味の日傘で出かけるのもなかなかお洒落ではないかと思います。性別による固定観念に縛られない暮らしをしているんだなあ、という雰囲気がさりげなく伝わります。

まとめ|男の日傘は夏の必須アイテム

結論、これは推しです。男の日傘、全然カッコ悪くない。真夏の炎天下の眩しさや暑さがかなり軽減され、屋外での歩行が明らかにラクになります。紫外線のダメージも軽減されるなどメリットは多いです。一度使ってみれば、今までなんで使っていなかったのか不思議に思うくらい。まずは、移動時間や経路が決まっている通勤時にぜひ使ってみることをおすすめします。

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